TokuteiJuku’s blog

特定社労士試験の勉強と受験

告知4(本年度の塾生募集のお知らせ)

 本年度の奥田塾の活動予定は下記のとおりです。塾生希望の方は、このブログのコメント欄に①氏名(フリガナ)、②所属都道府県会、③連絡用のメルアド、④対面授業の希望日、⑤受験回数(初、2回目、3回目など)を書いてください。私から、電子メールで手続等の連絡をさせていただきます。

                  記

1.対面での授業の日時・場所(コロナの具合で延期の可能性あり)何れか1日出席してください。同じ内容です。

① 9月4日(日)9:45-16:45、阿倍野市民学習センター第1会議室(定員15名)コロナ第7波により③に変更しました。

② 9月23日(金・祝)9:45-16:45、阿倍野市民学習センター第1会議室

③ 10月9日(日)9:45-16:45、阿倍野市民学習センター第2会議室

2.対面授業で配布して使用する教材

① 自作の特定社会保険労務士試験ハンドブック(第18回版)

② 自作の特定社会保険労務士試験ハンドブック問題集(基礎編)

3.対面授業の内容

上述のハンドブックを見ながら問題集を一緒に解いて行きます。適宜、質疑応答をしながら、基礎から中級程度までの説明をして、過去問がスラスラ解けるような上級レベルについては、その後、応用編の問題集や過去問答案練習で勉強していただきます。不明な点は、LINEグループで質疑応答していきます。

4.対面授業の際に配布する自習用教材

① 自作の特定社会保険労務士試験ハンドブック問題集(応用編)

② 通信添削による答案練習のための解答用紙(本番と同じものを自作)

5.LINEグループを作成し、試験前日まで、質疑応答をします。

6.日程が合わないとか遠隔地に在住しているとかの理由で、対面授業に出席できない塾生には、資料を郵送した上で、スケジュール調整をして、LINEかZoomでオンライン授業を実施します。昨年も、神奈川県社労士会の方がおられて、毎週1回2時間のオンライン授業を2か月間やりました。

7.費用は、こちらからの郵送費等全部を含めて1万円とします。

8.参考のために、ハンドブックと問題集の目次を次に貼ります。

特定社会保険労務士試験ハンドブック(第18回版)

目  次

1.「求めるあっせんの内容」の定型文言例

(1)解雇無効の場合                             P2

(2)出向命令が無効の場合                          P2

(3)慰謝料等の損害賠償請求をする場合                    P3

2.紛争事例の論点とその要件(論点ブロック)

  • 有効な解雇の公式                          P4
  • 普通解雇:第2回、第3回、第9回                  P5
  • 懲戒解雇:第7回                          P6
  • 整理解雇:第1回、第10回                     P7
  • 諭旨解雇:第8回(配転命令違反)    P8
  • 試用期間満了と解雇:第6回、第16回    P8
  • 雇止め:第4回、第5回、第13回(有期雇用契約期間中の解雇)、第17回 P9
  • 退職の意思表示の撤回:第14回 P10
  • セクハラ・パワハラ不法行為):第11回 P11
  • 労働条件の不利益変更:第4回   P16
  • 出向・転籍・配転:第3回、第12回   P18
  • 時間外手当(サービス残業、固定残業代、名ばかり管理職) P19
  • 内定取消 P22

3.紛争事例問題の答案構成のやり方               P23

4.倫理に関する条文(過去に出題された条項の頻度順)      P23

  社会保険労務士法22条以下を頻度順で列挙

5.倫理事例問題のチェックリスト                P27-28

  事例のパターン別チェックの手順

特定社会保険労務士試験HB問題集(基礎編)

目    次

Ⅰ.第1問(労働紛争事例問題)

1.基礎編                            

  (1) 小問(1)「求めるあっせんの内容」の解答の書き方の練習   P2

  (2) 論点ブロックの理解度を確かめる問題            P3

Ⅱ. 第2問(倫理事例問題)

1.基礎編                            

  (1)条文の理解度を確かめる問題                 P14

  (2)利益相反守秘義務違反の判断の練習             P18-20

追伸

 2年前、第16回を受験した時、私は、受験勉強のやり方も、どのような市販の教材があるかもまったく分らず、9月のビデオ研修はまじめに受講しましたが、10月の集合研修までは何の準備もしていませんでした(もちろん、過去問など見たこともなく)。まあ、5割が合格する試験だし、楽勝で、集合研修とゼミナール研修で講師が合格点がとれるまで指導してくれるのだろうと甘く考えていました。よって、集合研修初日の朝、チューターで付いている特定社会保険労務士は何の指導もしてくれず、ただただ、教材についてグループの参加者約10名が議論するのを眺めている(時々アドバイスもありましたが)し、3日間の集合研修終了日に、設例2つの答案(申請書と答弁書)をグループで書いて提出するように(もちろん、書き方の指導などなし)と聞かされたときは、えらいことになったなと思いました。  

 同じグループの参加者に、社会保険労務士連合会のWebsiteに過去問が掲示されていることと、河野順一さんの過去問集が毎年発行されていることを教えてもらって、これらを即入手たことは言うまでもありません。過去問を使った受験勉強のお話は改めてするとして、今回は、この集合研修のお話をします。

 能力担保研修の教材として送られて来たのは、3冊でした。ビデオの教材は分厚いのと薄いの(補足版)で、中間ぐらいの厚さの「グループ研修・ゼミナール教材」という本がとても大切でした。その本には、集合研修のときに議論する事例と設問があり、それを受けて、グループで作成して提出する申請書と答弁書の事例問題が載っていました。ただ、この本だけでは情報量(特に書き方)が不足していて、正しい申請書と答弁書を書くことは不可能だと思いました。私は、過去の経験やら手持ちの基本書やらを引っ張り出して何とか書き上げましたが、訴状や申請書や答弁書を見たことのない人には、まず書けないと思います。ゼミナール研修の時に、他のグループの答案も配られたので見ましたが、実際の調停やあっせんの場で使えるレベルには到底達していない答案ばかりでした。要するに、論点を見つけて法的三段論法で問題を解く。特に、要件事実を細かく具体的に書くということが出来ていませんでした。

 私は、答案の原稿をグループの全員が書いて、それを摺り合わせるには、各自のレベルに差がある上に、手間がかかりすぎるので、私が、3日後に第1設例の答案を書いて電子メールで全員に共有し、6日目に第2設例の答案を書いて同じようにすると言うやり方を提案しました。話合いの結果、1日おきにZoomミーティングをしながら答案の細部を詰めていくことと、質疑応答はグループLINEで適宜行うことで、最終日前に答案が完成しました。

 昨年度の塾生には、グループの他の参加者は当てにできないので、事前に、自分で答案の原稿を書いて、それの入ったPCを持参して、皆で議論しながらブラッシュアップするという方法を薦めました。それを実践したようです。ここで答案の原稿を準備するときに役立つのが、以前から紹介している前田本です。資格試験の勉強のときの基本書は、頭から全部読んでも時間の無駄ですから、この申請書と答弁書をどう書くか?という点に集中して前田本を読まれると、きっと役立つと思いますし、結果、受験対策(試験勉強)にも役立つと思います。過去問は論点が組み合わされた事例が出題されているので、いきなり解くのは難しいと考えます。よって、9月は集合研修の準備をバッチリやるというのが、正攻法だと思います。

 忘れるところでしたが、「グループ研修・ゼミナール教材」には、社労士法とその解説が載っていて、私のブログの倫理事例の解き方のネタ(根拠条文など)は、ほとんどここから拾ってあります。倫理事例問題を解く際の理論的根拠になりますから、ここも最後まで目を通しておいてください。