TokuteiJuku’s blog

特定社労士試験の勉強と受験

第18回(令和4年度)特定社会保険労務士試験に向けて

 昨年(2021)年3月20日にこのブログを開設してから、約1年が経過し、記事も100本を超えました。昨年の第17回(令和3年度)試験に向けてのブログの記事は、かなり無計画というか、とにかく合格のために必要な情報の質と量を確保するという方針の下、私が気がついたことを忘れずに書いておくことと、読者のリクエストにお応えすることの2点に主眼をおいて記事を書いてきました(時々、余計なことも書きました)。よって、一気に全部の記事を読んで、受験勉強の参考書にしようとすると、まとまりのない(徒然草のような)膨大なサブノートのようになっていたのだと反省しています。

 この点、本年度は、最初に全体像とスケジュールをお示しして、皆さんのペースメーカーになると同時に、後から、全部を読み返してもスッキリしたものにしたいと考えています。それと、私のコラムのような記事は、独立した記事として書くことは止めて、気が向いたら時に、記事の最後に追伸として書くことにしました。また、これから初めてこの受験勉強を始められる方が多いと思われますし、受験勉強用の情報の内容が昨年度と大きく変わるようなことはないので、昨年度の記事を再度掲載する(適宜修正して)ことを多用しよう考えています。よって、昨年度の記事をもう一度読み返す必要はないものと思われます。

 さて、第18回(令和4年度)の試験に向けて、このブログの内容とスケジュールをここで予告しておきます。

1.記事は、3月26日(土)から7月30日(土)までは、毎週、土曜日の午前零時 (金曜日の夜中)にアップします(その後は、進捗を見て、また考えます。研修の前に は研修の準備と受け方の説明なども。)。

2.記事の内容の概要とそのアップする順番は、次のとおりとします(予定なので変更になることはあります。)。

(1)試験の手続と内容の全体像つまりザックリした話(受験申込から能力担保研修を経て受験までと出題内容、連合会から提供される教材、参考図書、勉強の仕方、研修の受け方など)

(2)第1回の過去問の詳細な解説(最近はずいぶん変化しているとは言え、これが肝ですから。)

(3)最近の試験問題の構造の分析(大きくは、第1問(労働紛争事例問題)・第2問(倫理事例問題)で、それぞれが小問に分かれています。各小問の趣旨と回答の仕方とその理由。法的三段論法など。)

(4)労働紛争事例問題を解くための論点ブロック(論点ごとの要件を記載)とその使い方

(5)倫理事例問題を解くための社労士法等の関連条文の逐条解説とそれらを駆使して回答を作っていく手順

(6)第2回から第14回までの過去問の回答例と解き方の解説

(7)過去に出題されていない論点(新分野)についての考察

(8)第15回~第17回の過去問の解説などは、進捗具合を見ながらスケジュールを考えます。

(10)9月~11月の能力担保研修に関する情報提供は、9月になってから始めます。

3.おそらく、これらの記事(すべてWordで、先に原稿を書いています。)を全部印刷するとA4で500ページを超えるものと考えられると思われるので、塾生向けに、別途、200ページ以内に集約した参考書と練習問題集を作りたいなと考えています。それと、9月に募集予定の塾生には、昨年同様、通信添削をやりたいと考えています。

4.過去問とその出題の趣旨等は、全国社会保険労務士連合会のWebsiteに掲載されています。まずは、どんなものか一度見てみることを進めします。ログイン後、「業務関連情報」→「紛争解決手続代理業務」→「紛争解決手続代理業務試験について」の順番でたどって行くと、すべての過去問等がアップされています。

 以上の段取りで進めますから、検索エンジンでこのブログにたどり着いた方は、今回より、前の記事は読む必要がありません。もし、最初から読んだりしたら、頭が混乱するのじゃないかと思う、今日、この頃です。